環境検査

私たちが健康で文化的な生活を送るためには、生活環境を保全していく事が重要であり、
そのために数多くの法令や基準が設けられています。
当センターでは、各種法令に基づく水質分析、土壌分析、大気分析、
温泉成分分析、作業環境測定などを行っています。

水質分析

全りん・全窒素測定装置

全りん・全窒素測定装置

サンプリング業務

サンプリング業務

水質汚濁防止法及び下水道法に基づく工場排水、下水、農業用水、湖沼・河川・地下水・海水などの環境水、ゴルフ場の残留農薬などの分析を行っています。

<主な定期水質調査や通日調査対象>
●病院や工場などから下水処理場に排出される排水
●浄化センターなどの処理施設における流入水、処理水、放流水等
●最終処分場の地下水、浸出水、処理水等
●工場などの処理水、放流水

土壌・産業廃棄物・肥料・水底土砂分析

肥料分析

肥料分析

<土壌分析>
有害物質使用特定施設の使用を廃止した場合と、土壌汚染による健康被害が生ずる恐れがある土地であると都道府県知事が認める場合は、土壌汚染調査を実施する必要があります。当センターでは、環境大臣指定調査機関として、土壌汚染対策法に基づき、土壌溶出量調査、土壌含有量調査などを行っています。また、土壌の汚染に係る環境基準に基づく分析も行っています。

土壌汚染対策法指定調査機関開示情報


    <産業廃棄物分析>
    事業活動に伴って生じた廃棄物(燃え殼・ばいじん・汚泥・廃酸・廃アルカリなど)は、最終処分場に埋立処分されます。その際に、有害物質が基準に適合しているかを調査する必要があります。当センターでは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)や海洋汚染防止法に基づき、産業廃棄物の分析を行っています。

    <主な分析対象>
    ●工事により搬入・処分される土壌中に含まれる有害物質等
    ●肥料中の成分
    ●河川や海の底質中に含まれる有害物質等


空気環境測定

建物の建設や家具製造の際に利用される接着剤や塗料などに含まれるホルムアルデヒド等の有機溶剤、木材を昆虫やシロアリから守る防腐剤等から発生する揮発性有機化合物(VOC)はシックハウス症候群の一因であるとして厚生労働省による濃度指針値が設けられています。当センターでは、学校教室内のホルムアルデヒドの測定やその他建築物のシックハウス原因物質の測定を行っています。

温泉成分分析

温泉分析

温泉分析

温泉法では、温泉を湧出させるための土地の掘削の許可、温泉源からの温泉の採取の許可、温泉の利用の許可、温泉成分等の表示等に関して定められており、10年以内ごとに温泉成分分析を行う事が義務付けられています。当センターでは、小分析及び中分析を行っています。

排ガス測定

排ガス測定

排ガス測定

大気汚染防止法基づき、ばいじん、Nox、Sox、塩化水素の分析を行っています。

作業環境測定(粉じん測定)

労働安全衛生法に基づき、工場内等の作業環境測定(粉じん測定)を行っています。