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地域活動の話水辺教室を開催しました2014-10-06
 当日は小学４年生と５年生の約３０名で、小学校の近くを流れる紫川の、上流域と中流域の２か所に分かれて、川の水質の指標となる水生昆虫を中心とした生物を採集しました。 |  子供たちは皆熱心に採集を行いました。
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 採集した生物は、理科室に持ち帰り、上流側と中流側でそれぞれどのような生き物がいたかを調べました。 |
 得られた結果から、川の水質を判定しました。
この場所では、比較的きれいな水質であるという結果がでました。子供たちは、自分たちの住む地域を流れる川の水質がきれいであることを知り喜ぶとともに、今後もずっとこの環境を保てるように、大切にしていきたいという意識が芽生えたようでした。 |
水の話レジオネラ検査のご案内2014-06-16
レジオネラ検査のご案内
空調用冷却塔水、循環式浴槽、あるいは給湯系の貯湯槽などの施設は、レジオネラ属菌の繁殖に適した環境条件（水の滞留時間が長く餌となる有機物がある、粘性物質や生物膜などレジオネラ属菌の繁殖を助ける微生物群集が発生しやすい、暖かい水温等）が整いやすいため、レジオネラ対策・検査をお奨めしております。特に循環式浴槽を使用している公衆浴場、介護施設等については厚生労働省発布「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルについて」等を参照した上で、管理を行うことを奨めています。
 レジオネラ症は重大な事故になりうる感染症です！ レジオネラ属菌は、土壌や水環境にも普通に存在する菌です。しかし、水が循環し、エアロゾルを発生させる人工環境（噴水等の水景施設、ビル屋上に立つ冷却塔、ジャグジー、加湿器等）や循環水を利用した浴場等のある施設が多くなっていることなどが感染する機会を増やしているものと考えられています。 |  浴槽等におけるレジオネラ属菌の繁殖を防ぐ方法は？ 循環式浴槽あるいは給湯系の貯湯槽などでは、なるべく短期間（風呂などは可能であれば毎日）での換水、浴槽等に付着しやすいバイオフィルム（ぬめり）の除去や配管並びにフィルターなどの定期的な清掃、貯湯槽などはレジオネラ属菌が繁殖できない温度（６０℃以上）を維持する、塩素系薬剤による定期的な消毒処理など、適切な管理を行ってこのような環境条件を与えないようにすることがレジオネラ属菌の繁殖を防ぐのに効果的です。 |
関連情報「厚生労働省：循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルについて」 | |
微生物の話食中毒に気をつけましょう！2014-05-27
今回ご紹介するのは有害な細菌を摂取したことにより発生する食中毒のお話です。
寒い季節にはノロウイルスによる食中毒が多発しますが、これからの季節は細菌による食中毒に気をつけましょう。主な症状は下痢や嘔吐、腹痛などがあります。
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 細菌はどんな生き物？ 細菌の種類によって多少異なりますが、食品中の細菌が増殖するのに必要な要素は主に三つあります。それは水分・栄養分・温度です。 細菌の増殖に適した温度や死なずに生き延びることのできる温度範囲があります。一般的に15~40℃が適温で30~35℃にて活発に増殖します。買ってきた肉や魚、家庭で作った料理を冷蔵庫に入れずにそのまま置いておくと、水分・栄養分・温度の条件が細菌の繁殖に適したじめじめと蒸し暑い季節は大変危険です。もしその食品中に食中毒を引き起こす細菌がいればどんどん増殖してしまうかもしれません。 |  どんな食中毒菌がいるの？ ************************* |
 黄色ブドウ球菌 手指（特に切り傷や化膿している部分）、鼻孔内に存在します。黄色ブドウ球菌が食品中で多量に増殖すると、毒素（エンテロトキシン）が生成され、これを摂取することで食中毒が発生します。 症状：吐き気、嘔吐、腹痛 潜伏期間：1〜5時間 腸炎ビブリオ 主に魚介類やその調理品が原因となりやすく、好塩性菌であるため塩分の高い食品類中でも増殖します。 症状：腹痛、激しい下痢、吐き気、嘔吐、発熱 潜伏期間：平均12時間 腸管出血性大腸菌O157 症状：水様便、激しい腹痛、著しい血便とともに重篤な合併症を併発する場合があります。 潜伏期間：4〜8日 ************************* |
 サルモネラ 肉や卵から検出されやすく、また調理者や調理器具を介して他の食品への二次汚染の原因ともなります。 症状：悪心、腹痛、下痢、嘔吐、発熱 （長時間排菌） 潜伏期間：8〜48時間 カンピロバクター 家畜の解体時に腸管から肉を汚染することが多く、特に鶏肉が汚染され食中毒の原因となりやすい。 症状：腹痛、激しい下痢、発熱、嘔吐、筋肉痛 潜伏期間：平均2〜3日 セレウス菌 土壌中にも生息しているため農作物が汚染されやすい。熱に抵抗性があるため、加熱不十分だと極めて耐久性の高い「芽胞」という状態になり生存することが可能です。食肉、野菜等のスープ類や米、穀類を原料とする食品が原因となりやすい。 ************************* |
 予防ポイント ◆食肉は中心部までしっかりと火を通しましょう。（中心部の温度75℃で1分間以上） ◆調理器具は肉・魚類と火を通さず口にする食材とで使い分けましょう。二次汚染を防ぎます。 ◆裁断に使用した調理器具はしっかりと洗浄し乾燥させましょう。 ◆加熱したものはすばやく粗熱をとり冷蔵庫へ保存しましょう。ラップをして冷えるのを待っていると熱が発散せず容器内に留まり、細菌が好きな温度帯が長く続くことになりますので大変危険です。 ◆冷蔵庫内の温度は10℃、冷凍庫内の温度は−15℃を目安にしましょう。細菌の多くは10℃で増殖がゆっくりとなり、−15℃では増殖しなくなります。しかし、細菌が死ぬわけではありませんので早めに消費することが大事です。 ◆冷蔵庫や冷凍庫は整理・整頓して常に清潔にして、詰めすぎに注意しましょう。詰めすぎると冷却効果が落ちますので7割程度にとどめておくと良いです。 |
 食中毒予防の3原則は つけない（洗浄） 増やさない（迅速・冷却） やっつける（加熱・殺菌） です。 これらに十分気をつけて元気に夏を過ごしましょう！ |
地域活動の話平成２５年度に行った主な取り組みのご紹介��2014-05-26
○ ９月〜３月 共同研究の推進
|  今後も、行政および他の関係機関との連携を深めながら、積極的に社会へ貢献できるよう、努めてまいりたいと考えております。 |
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地域活動の話平成２５年度に行った主な取り組みのご紹介2014-05-23
当センターが平成２５年度に行いました、主な取り組みについてご紹介いたします。
今後もこのような職場体験の場を提供することによって、学生の方々が社会へ出ていくためのお手伝いをしていきたいと考えております。 |  ○ ９月 ： 訪問調査受け入れ
食の安全に関わる検査機関として、当センターの事業内容および施設の紹介を行いました。 多くの方々に広く当センターを知っていただくため、施設見学等の依頼に対しては、できるかぎり受け入れる体制をとっております。 |
○ ９月 ： 水辺の教室 ４、５年生３０名と共に、学校のある地域を流れる川に入って生物を採集し、そこに生息する生物相から川の水質を一緒に判定しました。 |
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○ ２月 ： 食品表示法にかかる講演会 当日は、行政、食品関連業者から地域の方々まで、幅広い分野から多くのご参加をいただき、定員３００名に対してほぼ満席になるなど、盛会のうちに終えることができました。 |
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 ○ ３月 施設見学及び研修受け入れ スーパーサイエンスハイスクール（SSH）の指定を受けた、北九州市内の高校から、科学部の学生１０名の施設見学および研修を受け入れました。 次世代の科学技術者を育成することを目的としたSSH事業に、当センターも公益法人としてできるかぎりの協力をしてまいりたいと考えております |
